基礎知識

筋紡錘とは、筋肉の中にある感覚受容器のことを言います。 筋線維と筋線維の間にあって平行に並んでおり、筋の中央から末端についています。 筋紡錘は、動的情報(筋が引き伸ばされているときの伸展速度)と静的情報(筋がどのくらい伸ばされているか)を感知しています。 運動やストレッチなどで筋肉が伸ばされると筋紡錘も一緒に伸ばされます。...
トレーニングで筋肉に強い負荷をかけてストレスを与えると、筋肉が疲労し損傷します。 損傷された筋肉は、休息によって元に戻り回復します。 元に戻ったら、次のストレスや刺激に耐えようとするために筋繊維が少しだけ大きくなり強くなります。 これを超回復といいます。...
筋肉の種類には、大きく分けて速筋線維と遅筋線維に分けられます。 速筋線維は、速く動かすことができる筋肉であり、発揮する力も大きいです。 速く動かすことができ力の発揮も大きいので、持久力はなく、長く動かすことができません。 速筋は、白っぽい筋肉で白筋とも言われています。 陸上競技短距離走、投擲といった選手に速筋の筋肉が多くあります。...
筋肉の収縮様式は、大きくわけて等尺性収縮(アイソメトリック)と等張性収縮(アイソトニック)にわけられます。 ■等尺性(アイソメトリック)収縮 等尺性収縮では、筋肉は収縮して力を出しますが関節には動きがなく関節の角度や筋の長さも変化しません。 ですので、等尺性収縮は、静的収縮とも呼ばれています。...
ただ運動をすればいいのではなく、運動の効果を出していくためには、トレーニングの原理と原則が大切になっていきます。 スポーツ選手やトレーニングをされている方は、このことを知っておきましょう。 効率よくトレーニングをおこない、スポーツ能力向上や身体の機能向上、怪我の予防にもなっていきます。 ■トレーニングの原理■...