トレーニングで筋肉に強い負荷をかけてストレスを与えると、筋肉が疲労し損傷します。
損傷された筋肉は、休息によって元に戻り回復します。
元に戻ったら、次のストレスや刺激に耐えようとするために筋繊維が少しだけ大きくなり強くなります。
これを超回復といいます。
各部位によって回復する時間は違うと言われていますが、だいたい24時間~72時間で超回復すると言われています。
これを継続することで少しずつ強くなっていきます。
しかし、回復をしない状態で強い負荷を与えるようなトレーニングが続くと、疲労の蓄積が大きくなり、故障の原因や身体のパフォーマンスが低下します。
また、強い強度のトレーニングを全くしないで、弱い強度のトレーニングばかりが続くと超回復は起きませんので筋力は強くなりません。
強度が強いトレーニングにも目的がありますし、
強度が弱いトレーニングにも目的があります。
毎日、スポーツ練習をする選手では、目的をもってトレーニングの強弱をつけて計画的にしっかりすることが大切です。
筋力を強くする(大きくする)ような強いトレーニングは毎日必要ではありません。
毎日、強度が強いトレーニングをしないと意味がないと言っている人もいますが、ただ追い込んだトレーニングをしたらいいってものではありませんね。
練習時間も、目的に合わせて長くしたり短くしたりするのが必要です。
フィットネスクラブなどでする健康増進のための筋力トレーニングも、週2~3回が目安になっています。
毎日のように筋力トレーニングをしている上級者でも、毎日同じ部位のトレーニングをしているのではなく、その日によってトレーニングをする部位を変えています。
トレーニングメニューを作るときは、よく考えて実践しながら作っていくといいですね。
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